一応、温泉ソムリエでもあるので温泉旅行の参考程度に温泉知識をゆる~く解説してみます。

◎温泉とは
おおまかに言うと地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガスで、
源泉温度が25℃以上または、含有成分に関する19の特定条件のうち1つ以上
規定値に達しているものらしい。(←私にはすでに少し難しい…)

つまりは湧き出ていて、温かいとか成分が含まれているとかすれば温泉・・・
ほとんど温泉じゃん!ってことらしいです。
1,000mくらい掘れば25℃位にはなりそうなので、スコップ片手にがんばって掘ってみよう!

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◎温泉の効果
温泉に浸かると温かく浮力があるのでリラックスしちゃいます。
日常生活から離れて、環境に恵まれた地で温泉に浸かるとさらにリラックスしちゃいます。
水圧がかかり天然のマッサージ状態で、さらにさらにリラックスしちゃいます。
また、温泉の成分を皮膚や口から吸収すると薬理効果が期待できちゃいます。
後に書かれている適応症ってことです。
温かい温泉に浸かると軽い運動程度のカロリー消費があるのでダイエットに少し期待できます。

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◎ 温泉の種類
源泉での湧出口の泉温
高温泉   42℃以上
温 泉    34~42℃未満
低温泉   25~34℃未満
冷鉱泉   25℃未満

水素イオン濃度(pH)
酸性     pH6未満
中性     pH6~7.5未満
アルカリ性   pH7.5以上

アルカリ性は美肌に良いらしい…
酸性は殺菌効果があるよ!

低張性    水分が吸収されやすくてふやけちゃいます。
高張性    成分が吸収されやすくて湯あたりしちゃいます。

泉質     いっぱい有ります。「硫黄泉」「塩化物泉」「酸性線」とかね♪
だいたい10分類位に大別されてるらしいです。

泉質はいくつも混ざり合っているものも多い。
例えば蔦温泉:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
この場合は硫酸塩>炭酸水素塩>塩化物泉と成分の多い順に表記されるのだ

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◎ 温泉の適応症
温泉と名が付けば一般適応症として「神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺
関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性
病後回復期、疲労回復、健康増進」は掲げられちゃうらしいです。
いわゆる単純温泉ね♪
これに泉質によって別の適応症が加わるわけだがややこしいので…

塩化物泉は切り傷など皮膚関係に、硫黄泉はそれに高血圧とか
動脈硬化とか、含鉄泉は月経障害とか飲めば貧血とか…
書くのがめんどくさいので、ぐぐってね♪

一応、大まかな表にしてみました…

泉質 泉質特徴(…と言われている温泉) 温泉地・施設(代表的な泉質)
単純温泉 誰でも安心して入れる湯 塩原温泉郷・鬼怒川温泉・箱根湯本温泉・宇奈月温泉・石和温泉・下呂温泉・修善寺温泉・雄琴温泉・道後温泉
塩化物泉 湯冷めしにくい湯・傷に良い湯 洞爺湖温泉・片山津温泉・渋温泉・熱海温泉
炭酸水素塩泉 美肌の湯 赤倉温泉・龍神温泉・黒川温泉・別府温泉
硫酸塩泉 傷に良い湯 白金温泉・作並温泉・四万温泉・伊香保温泉・法師温泉・山代温泉
二酸化炭素泉 心臓に良い湯 角間温泉・鹿の湯温泉・長湯温泉
含鉄泉 婦人の湯 鉄輪温泉・有馬温泉・鳴子温泉
硫黄泉 生活習慣病に良い湯 下風呂温泉・鶯宿温泉・鳴子温泉・鶴の湯温泉・みくりが池温泉・野沢温泉・白骨温泉
含よう素泉 高コレステロール血症に良い湯 東鷺宮百観音温泉・強羅温泉樅峰苑
酸性泉 皮膚病に良い湯 後生掛温泉・蔵王温泉・玉川温泉・草津温泉・大涌谷温泉
放射能泉 万病の湯 登別温泉・増富温泉・三朝温泉

◎ おっと!わすれちゃいけない 禁忌症
急性疾患(特に熱)、活動性結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全腎不全、出血性の疾患
高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患
妊娠中(初期、末期)は、入浴を控えましょう!  主治医に相談するのも良いね♪

女性が食い付き易い? 美肌効果について
先にも書いたとおりアルカリ性の温泉は良いようだ!
他に 炭酸水素塩泉は角質を取ると期待されちゃいます。(ツルツル)
硫黄泉はシミを取ると期待されちゃいます。(美白)

(弱)アルカリ性単純温泉・炭酸水素塩線・硫酸塩線・硫黄泉が、良いらしい!!!

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◎ほどほどに
温泉入浴もハードスケジュールで疲れているとか、お酒を飲んだ後とか
長時間とか、一日にたくさん湯巡りとかしていると身体壊します!!!!←管理人 経験済!!

ほどほどに、マナーを守って温泉は楽しみましょう!!